ユーザ協会主催の電話応対コンクールは、1959年にスタートし、情報通信技術の進展や、日本社会の様々な変革とともに歩んできた、人と人とのテレコミュニケーションの歴史そのものといっても過言ではありません。

　スタート当時、電話応対コンクールは一般的なものではなく、事業所内のＰＢＸで取次ぎを行う電話交換取扱者の応対や技能向上を目的としていた時代であり、その後、ビジネスホンの普及に伴い、オペレータだけでなく一般社員の皆さんが当然身につけていなければならない社会人のマナーとして、1982年に一般社員の部が設けられました。

　そして今日における企業を取り巻く経営環境の激しい変化の中、お客様のご満足を企業理念とした経営や、テレマーケティングによる販売が進められる中で、電話応対の大切さが日々のビジネスに欠かせないものとして溶け込み、今や、電話応対マナーの良し悪しが企業の将来を左右すると言われています。

　こうした中で、各事業所や地域等に貢献するとの立場にたって、ひとつひとつの努力を丁寧に積み重ねてきた結果が、電話応対コンクールは半世紀以上にわたる歴史あるものとなっております。

　この輝かしい伝統を貴重な財産として、これまで長野・新潟両県で合同で交互開催していた「信越ブロック大会」を、参加選手の移動等における時間的な稼働等軽減・解消を図るため、この「信越ブロック大会」を発展的に解消し、2013年度から長野・新潟の各々の県代表を選出する「県大会」へと衣替えいたしました。各事業所や選手の皆さんにとって現代的な価値を持つ大会とすべく、気持ちを新たに、一層の発展と飛躍を期さなければならないと考えております。

　ビジネスに通用する、各企業における個々人の電話応対スキルに注目した電話応対コンクールは、世の中に広く浸透し、心地よい人と人とのふれあいや、思いやりあるテレコミュニケーションの更なる広がりを、心より願っているところです。

新潟県大会

新潟・下越ブロック大会

中越・魚沼ブロック大会

上越ブロック大会

テープ審査大会