・・・─今後はICTをどのように活用される予定ですか?
川井さん
まずは情報を伝えていくこと。私たちは病院の介護食・治療食も手掛けており、震災直後から各地へ供給してきました。非常用物資しか通さない道を走り、グチャグチャになった病院を山ほど見てきた中で、直面した課題や得たノウハウを介護食販売と一緒にお客様に伝えています。現在は紙のパンフレットだけですが、様々な営業・販促活動のシーンで伝えていきたいですね。
次に社内ネットワークとスマートフォンとの連携です。レスキューフーズの場合、納入した3年後が入れ替え時とはっきり見えます。顧客情報などをデータベース化し、営業すべてにスマートフォンを持たせることで活用していきたいですね。
最後に楽天ショップを拡充させたい。一般客の反応が一番早く、物事に敏感です。それを吸収して商品開発に反映させていきたいですね。
・・・それでは最後に、読者の皆様へメッセージをお願いします。
川井さん
私たちのように、消費地を離れた場所にある企業にとってICTは欠かせません。遠隔地の皆様と情報をやりとりするには有効な手段です。また、将来的に企業内データを活用するためにも重要な位置付けにあります。どう使いこなすかは私たち次第でもありますが、常にNTTさんから新しい情報をいただいて活用したいと思います。
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